失恋覚悟のラウンドアバウト 著:浅倉秋成
2016年7月11日 第一刷
第一話 上京間近のウィッチクラフト P11
第二話 真意不明のフラーション P55
第三話 不可抗力のレディキラー P97
第四話 寡黙少女のオフェンスレポートP141
第五話 勤勉社員のアウトレイジ P183
第六話 失恋覚悟のラウンドアバウト p225
全ての恋は円環のごとく、ぐるぐる回って一つの物語へと続く
止まることなく、よどみなく?
軽快なテンポでちょっとY軸がずれてる気がするストーリー
くすっと笑いながら読める作品でした。
情熱的に、衝動的なことが恋
あぁ焦がれてしまうのは、自分の気持ちに嘘をつくことになれたからでしょうか
最後の結末、どっきりパーティーをみて、どんな会話、どんな気持ちになったか気になって
にやっとさせてくれる感じは好感です。
ウィッチクラフトが素敵と思って
レディキラーに夢を見て
寡黙少女とルパンの関係性にもうぅって思いながら羨ましくなって
勤務社員の目的と逆走する結果に暗雲とした労働環境に、何か光を見出した僕は
きっと人生という乱高下に愛着を感じているんだと思う
ちなみに僕が好きなキャラクターは第四話で登場する先生
保守的で、どこか憎めない、少しだけ責任感をちらつかせる彼
最後のおまけ4コマでのしょうもない一言
面倒なことは引き受けたくないど、責任は果たさないといけないとう弱腰のスタンスがぐっと
全体を通じて、失恋を題しているわりにポップな仕上がり
希望に満ち溢れた恋
僕は好きです。
他の作品も読んでみたいと思いやした。